ローマっ子の憩いの場、水道橋公園
ローマの喧噪に少し疲れたら、ここ水道橋公園のお散歩が心地よいです。広い公園内には思い思いの場所、姿で地元住民がそれぞれの時間を過ごしています。犬の散歩、ジョギング、瞑想しているかのように静かに過ごして…
ローマの喧噪に少し疲れたら、ここ水道橋公園のお散歩が心地よいです。広い公園内には思い思いの場所、姿で地元住民がそれぞれの時間を過ごしています。犬の散歩、ジョギング、瞑想しているかのように静かに過ごして…
ローマの街にある古代ローマ時代の遺跡の数の多さを改めて思いました。見渡す限り広がる草原に崩れかけた遺跡。管理所の手間を考えてのことでしょうか、常に一般公開されているわけではなく、予約をして団体でなら中…
蚤の市で知られるポルタ・ポルテーゼがある通りに、ルイジ・モレッティの「トラステヴェレの青年の家」と呼ばれるユースホステルであった建物がある。現在はそのホールは展示のための空間となっていて、建築にちなんだ企画展などが催されている。
トラステヴェレ界の中心といえば、ここサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ広場とそこに面する教会ではないでしょうか。ローマで最も古いキリスト教会のひとつです。キリスト教が正式に宗教として認められてから建…
ローマでは最も古い時代のキリスト教会のひとつです。住宅も少ないため、人も少ない緑に囲まれたところにひっそりと佇んでいます。道から少し入ったところにあり、緑にも覆われているため、教会の全体の姿を外から見…
コルソ・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世の道なりに緩やかなカーブを描いて建つこの建物はマニエリズム期の建築の代表作です。排気ガスですすけてしまっていますが、通りの反対側から見る、地上に並ぶ柱のリズムに…
外から一見したところ聖堂には見えないサンティ・クワットロ・コロナーティ聖堂です。鐘楼も、ローマでよく見かけるロマネスクの鐘楼とは異なり物見櫓のよう。 その強固な外観は要塞のようです。それもそのはず、ロ…
ミケランジェロの最後の建築作品であるポルタ・ピア(ピア門)はリソルジメント、イタリア統一運動で重要な場所のひとつです。教皇統治の街として最後までイタリア統一に抵抗したローマに、当時の首都トリノから王家…
洗礼者ヨハネの名前を戴いていることからわかるように、この教会はイタリア統一前のフィレンツェ共和国のためのローマの教会でした。ルネッサンス期に計画され最終的に形になったのはバロック期、現在見られるファサ…
1575年にフィリッポ・ネーリによって創設されたオラトリオ修道会の小礼拝堂です。
ファサードはボッロミーニが手がけています。 (さらに…)
ローマにおけるフランスの教会であることからこの名前が来ています。なにより、カラヴァッジョが世に初めて彼の宗教画を送り出したのがこちらの教会です。やはりカラヴァッジョの絵画は教会にてそれを拝むのをおすす…
らせん状に空にのびる尖塔が美しいバロックの教会。ボッロミーニの代表作のひとつです。かつてローマ大学「ラ・サピエンツァ」があった敷地の中に建っており、大学の礼拝堂として建てられました。コルソ・リナシメン…
ローマできれいに野菜が並んだ絵に描いたような青空市場を散歩するなら、ここカンポ・ディ・フィオーリです。広場の一角には大きな花屋が並び、きれいです。広場の名前のフィオーリは花という意味ですが、もともと一…
70万書以上の法律に関する国会、国防に関するオリジナルの文書から写真を保管する国立文書館ですが、一般に公開された施設として、図書館や自習室、また予約が必要ですが紋章に関する資料室などがあります。 (さらに…)
通称、四角いコロッセオと呼ばれるエウル地区にある旧労働会館の建物です。クリストーフォロ・コロンボ通りを軸にした対称の位置にはアダルベルト・リーベラの会議場があります。 都市計画の上で二つの建物は向かい…
いまだにイタリアで人気の高い建築家アダルベルト・リーベラのアヴェンティーノの郵便局は1920-30年代ムッソリーニ政権の下、計画された4つの郵便局のうちのひとつです。修復後、すっかりきれいになりお目見…
宇宙から降り立ったような体育館、パラッツォ・デッロ・スポルト。ピエルルイージ・ネルヴィ設計の体育館。近代建築史に登場する作品です。1960年のローマ・オリンピックにむけて建設された施設のひとつです。 …
1960年に開催されたローマオリンピックで競技会場となった複合スポーツ施設、フォロ・イタリコ。その起源はファシズム時代に遡ります。当時はムッソリーニのフォーラムと呼ばれていました。 現在でも施設の入り…
ローマの守護聖人パウロ(イタリア語でパオロ)のお墓の上に建てられた4世紀のバジリカ様式の教会です。ローマのもう一人の守護聖人ペテロのお墓の上の教会は、ヴァチカン市国のサン・ピエトロ寺院です。サン・パオ…