中世

巡礼者の道、サン・ペッレグリーノ地区ーヴィテルボ

中世の街ヴィテルボで、その界隈ごと中世のまま時間が止まったかのような静かなサン・ペッレグリーノ地区。
ヴィテルボの街に来たのならお勧めのエリア。
ヴィテルボの街の散歩の魅力は、角を曲がったときにふと出会う街角の光景ともいえる。

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中世へ時間旅行、ヴィテルボ

ローマから日帰り、というわけにはいかないが、ラツィオ州の北のヴィテルボは中世へ時間旅行ができる魅力的な街。

すぐ隣りはトスカーナやウンブリア州で、行政上はラツィオ州でも
気候風土はウンブリア州の山岳都市さながらである。

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ローマで最も古いキリスト教会のひとつ、サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会

トラステヴェレ界の中心といえば、ここサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ広場とそこに面する教会ではないでしょうか。ローマで最も古いキリスト教会のひとつです。キリスト教が正式に宗教として認められてから

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カザル・ロトンド 丸い家

カザル・ロトンド 丸い家 ー アッピア街道

古代ローマ時代の円筒状の廟の上に家がのっているため、丸い家という意味のカザル・ロトンドと呼ばれています。この不思議な家はアッピア街道沿いのセスト・ミーリォSesto Miglioと呼ばれる、街道の起点から数えた

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サン・グレゴーリオ・マーニョー大聖グレゴリウス教会

パラティーノの丘の向かいに位置しながら、観光客が多く訪れている気配はありませんが、キリスト教の歴史、とりわけ英国には大きな影響を与えたサン・グレゴーリオ・マーニョ、大聖グレゴリウス教会。ゆったりと大きな階段の上に建つ今日 […]

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教会::ラティーナ街道の起点の近く

サン・チェザーレオ・イン・パラーティオ教会

アッピア街道からラティーナ街道が分岐するところにがひっそりと建っているサン・チェザーレオ・イン・パラーティオ教会。そのファサードはジャコモ・デッラ・ポルタによるもとされていますが、この教会の起源の詳しいことはわかっていま […]

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身廊と側廊を分つ列柱::ひとつとして同じものはないが柱頭はイオニア式で統一されている

サン・ジョヴァンニ・ア・ポルタ・ラティーナ教会

中世における重要な絵画をローマで見るとしたら、サンティ・クワットロ・コロナーティ教会と、ここポルタ・ラティーナの聖ヨハネ教会でしょう。 人が行き交うような雰囲気の場所ではないですが、中世の絵画が好きであればぜひ訪れたい

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サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂::外観。ポルティコと今はレンガの部分のファサードは連合軍の空爆の被害を受けた

サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂

第二次世界大戦中、1943年に連合軍より爆撃を受けたローマの聖堂。 この聖堂があるサン・ロレンツォ地区は空爆の被害を受けたローマのエリア。 全壊は免れたものの、ファサードのモザイクのは修復に至らなかった。 古い写真を見る […]

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中庭に面したロッジァ::古代ローマ皇帝たちがお出迎え

ローマ国立博物館-アルテンプス宮

ナヴォナ広場に程近い、カンポ・マルツィオ地区のアルテンプス宮の国立博物館。 1568年にドイツ系家系出身のアルテンプス枢機卿がパラッツォを購入し、今日までアルテンプス宮と呼ばれている。

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サンタ・マリア・イン・アラチェーリ教会::ファサードはシンプル

サンタ・マリア・イン・アラチェーリ教会

下から見上げると天に向かってそびえ立つように見える教会は、ラテン語の響きが残るサンタ・マリア・イン・アラコエリ、イタリア語でアラ・チェーリ教会。古代ローマ人にとって重要であったユピテルの神殿がかつてあった場所に建つ教会。その名前も「天空の祭壇」の意味を持つ。確かに下から見上げると、空に向かって突き上げているかのように見える。
ゴシック建築では天に近づかんと、装飾において尖塔を空に向かって突き上げてみた物の、
急峻な階段の上に建たせるとこの効果にはかなわない。

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