パラティーノ丘
ローマ建国の伝説はここから始まる。ローマ7つの丘のひとつで、
かつてユピテル神殿があった古代ローマにとって重要な丘。
雌狼に育てられたという双子の兄弟ロムルスとレムス。
この二人が育ったといわれている小屋はこの辺りにあったとされている。
その後、この地はローマ帝国の政治と信仰の中心となる。
現在のローマの中心はフォロ・ロマーノを見下ろす位置にあるカンピドーリオの丘の上。
馬に跨ったアウレリウス帝の像(オリジナルはカピトリーニ博物館)が広場の中心に建っている。
このホームページでは、フォロ・ロマーノとリヴィアの邸宅などの遺跡があるパラティーノの丘、
ローマ市舎とカピトリーニ美術館があるカンピドーリオの丘とヴェネツィア広場界隈を
「パラティーノの丘」のエリアとしている。
ムッソリーニが遺跡の上にひいてしまった道路、フォリ・インペリアーリをはさんだ
トライアヌスの市場などもこのエリアに入ってる。
コロッセオもお隣ではあるが、ここではチェリオの丘とサン・ジョヴァンニ界隈としている。
古の世界の都、Caput mundiを見てまわるならこのエリア。
このエリアの最寄りの駅
メトロB線 コロッセオ駅、チルコマッシモ駅
お散歩INDEX
- 時間がない人におすすめ、フォロ・ロマーノをショートカットで一望する
- かつてここは古代ローマ、ひいては世界の中心、Caput Mundi であった、フォロ・ロマーノ
- 夜景も美しい、古代ローマが栄えていた頃の市場、トライヤヌスの市場
- 皇帝たちのフォーラムが寄り合う、フォリ・インペリアーリ
- 世界で最も古い美術館、カピトリーニ美術館
- コルドナータを上ってミケランジェロが生んだ広場へ行けば、そこは今も昔もローマの中心、カンピドーリオ広場
- 「天空の祭壇」の名をもつ、かつてユピテル神殿があった丘に建つ教会、サンタ・マリア・イン・アラ・チェーリ教会
- 見上げると上りたくない心臓破りの坂、アラ・チェーリの階段
- タイプライターとかウェディングケーキの異名をとるけれど、首都がローマに戻ってきた記念碑でもあるヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂
- 交通の要所とも難所とも、ヴェネツィア広場
- ヴェネツィア共和国の領事館であったヴェネツィア宮殿