E.U.R. エウル

1942年に予定されていたローマ万国博覧会の開催のために計画された街。ローマ万国博覧会、Esposizione Universale di Romaの頭文字をとってEUR, E.U.Rと書いてエウル。当時はE42とコードネームのような名前でした。
結局は第二次世界大戦の戦況の悪化により万博は中止され、工事が中断されたものもありましたたが、その後、その時代に見合った用途のオフィスビルとして生まれ変わり、このエリア一帯もオフィスエリアになりました。
どこかシュールな雰囲気が漂う、イタリア合理主義建築の屋外ミュージアムのようなエリア。
マッシミリアーノ・フクサス、レンゾ・ピアノをはじめ、現代建築家のプロジェクトも進行しています。
また、イタリアで桜が見たくなったらエウルで。姉妹都市東京都から贈られたものです。
このエリアの最寄り駅

メトロB線 エウル マリャーナ(EUR Magliana)
エウル パラスポルト( EUR Palasporto)
エウル フェルミ (EUR Fermi)
お散歩INDEX
- ローマの二人の聖人の名前を戴いたサン・ピエトロとサン・パウロ教会
- コンサートやスポーツの試合行われる、パラロットマティカ
- ヌーヴォラで知られるフクサス設計のいまだ建設中の会議場
- イタリア合理主義建築の代表のひとつ、アダルベルト・リベラの会議場、パラッツォ・デイ・コングレッシ
- 四角いコロッセオの異名をとる、労働会館
- ポモドーロのモニュメント、ノヴェチェント
- イタリア未来派がコンセプトのカフェ、FUTURARTE CAFE’
- メトロとバスで行けるショッピングセンター、エウローマ・ドゥエ
つづく