年: 2013年

回廊::回廊のチケット売場からここへ入る

ドーリア・パンフィーリ美術館

私設の美術館としてはかなり大きく、なんといってもその一族の審美眼はすばらしい。展示してある絵画や彫刻も重要なものが並んでいるが、またその建物の内装、家具調度が素晴らしい。また、長いこと公開していなかったので、保存状態もよ […]

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カザル・ロトンド 丸い家

カザル・ロトンド 丸い家 ー アッピア街道

古代ローマ時代の円筒状の廟の上に家がのっているため、丸い家という意味のカザル・ロトンドと呼ばれています。この不思議な家はアッピア街道沿いのセスト・ミーリォSesto Miglioと呼ばれる、街道の起点から数えた

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消えたベンチ。

ローマの街を張り巡らす古代の壁に沿って広がる公園。 そこに置かれたひとやすみのためのベンチ。 あれ?地面からねじ山だけが4本でている。 まったく、「そういえば庭にベンチが欲しいなぁ」って感覚で 持ち去ってしまうのであろう […]

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サン・グレゴーリオ・マーニョー大聖グレゴリウス教会

パラティーノの丘の向かいに位置しながら、観光客が多く訪れている気配はありませんが、キリスト教の歴史、とりわけ英国には大きな影響を与えたサン・グレゴーリオ・マーニョ、大聖グレゴリウス教会。ゆったりと大きな階段の上に建つ今日 […]

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教会::ラティーナ街道の起点の近く

サン・チェザーレオ・イン・パラーティオ教会

アッピア街道からラティーナ街道が分岐するところにがひっそりと建っているサン・チェザーレオ・イン・パラーティオ教会。そのファサードはジャコモ・デッラ・ポルタによるもとされていますが、この教会の起源の詳しいことはわかっていま […]

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かつてのポルタ・カペーナ

ポルタ・カペーナ、カペーナ門はセルウィウスの壁に開けられた門のひとつですが、今日ではその遺構は残されていません。アッピア街道とラティーナ街道の起点となる門でした。途中で枝分かれしてアッピア街道は当初はカプアへ、ラティーナ […]

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身廊と側廊を分つ列柱::ひとつとして同じものはないが柱頭はイオニア式で統一されている

サン・ジョヴァンニ・ア・ポルタ・ラティーナ教会

中世における重要な絵画をローマで見るとしたら、サンティ・クワットロ・コロナーティ教会と、ここポルタ・ラティーナの聖ヨハネ教会でしょう。 人が行き交うような雰囲気の場所ではないですが、中世の絵画が好きであればぜひ訪れたい

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サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂::外観。ポルティコと今はレンガの部分のファサードは連合軍の空爆の被害を受けた

サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂

第二次世界大戦中、1943年に連合軍より爆撃を受けたローマの聖堂。 この聖堂があるサン・ロレンツォ地区は空爆の被害を受けたローマのエリア。 全壊は免れたものの、ファサードのモザイクのは修復に至らなかった。 古い写真を見る […]

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<コンサート会場のようなサン・ピエトロ広場の前>

その笑顔につられてついつい微笑んでしまう、法王フランシスコ

実際の距離もその宗教的な間隔の距離も超えて、なにかと日本のメディアでも取り上げられる ローマ法王フランシスコ。 一俗人であるわたしにはとても親しみやすく、その発言に注目してしまう。 教義云々ということは俗人にはわからない […]

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足跡のある石版::イエスのものとされている。こちらはレプリカ

主よ、何処へ ドミネ・クォ・ヴァディス教会

 「主よ何処へ?」「ローマにもう一度十字架にかけられに」と、キリスト教徒弾圧のひどかった皇帝ネロの時代に、 ペテロがローマがから逃れようとすると、イエスに出会い、こんな会話をした、といわれているところ。 教会の

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