古戦場か恋人の聖地か、ミルヴィオ橋
歴史の上では古戦場として、恋する若者の間では、話題のピークが過ぎたにしても恋人の聖地として有名な橋、ミルヴィオ橋。ポポロ広場から北にのびるフラミニア街道をまっすぐ北上してテヴェレ川を渡るところがミルヴ…
歴史の上では古戦場として、恋する若者の間では、話題のピークが過ぎたにしても恋人の聖地として有名な橋、ミルヴィオ橋。ポポロ広場から北にのびるフラミニア街道をまっすぐ北上してテヴェレ川を渡るところがミルヴ…
なぜか見るたびに吹き出しそうになる噴水のひとつです。呆然としてしまった顔のせいでしょうか。目の焦点があっていなくて口がぽかんとあいていて、そこからは水がだらだら、と正当な芸術ファンからお叱りを受けそう…
アレッサンドロ・トルローニア王によって王子たちのたちのためにつくられた館で、現在、地階は蔵書庫、地上階は企画美術展のための美術館となっています。 小さいながらも洗練された館は古代ギリシャや古代ローマの…
貴族の館(カジーノ・ノービレ)はトルローニア公園の中にある建物のひとつで、ローマの最後の王家のひとつ、トルローニア家の屋敷であり、現在はローマ市営の美術館になっています。 ファシズム政権の独裁者ムッソ…
教会が開いていたら幸運、というくらい閉まっていることの多い教会です。 とても小さな教会ですが、美しい正面の姿をもつ、存在感のある教会です。1504年にブラマンテによってキオストロ(回廊)が付け足されま…
ローマにおけるフランスの教会であることからこの名前が来ています。なにより、カラヴァッジョが世に初めて彼の宗教画を送り出したのがこちらの教会です。やはりカラヴァッジョの絵画は教会にてそれを拝むのをおすす…
らせん状に空にのびる尖塔が美しいバロックの教会。ボッロミーニの代表作のひとつ、サピエンツァのサンティーヴォ、聖イヴ教会です。かつてローマ大学「ラ・サピエンツァ」があった敷地の中に建っており、大学の礼拝…
通称、四角いコロッセオと呼ばれるエウル地区にある旧労働会館の建物です。クリストーフォロ・コロンボ通りを軸にした対称の位置にはアダルベルト・リーベラの会議場があります。 都市計画の上で二つの建物は向かい…
宇宙から降り立ったような体育館、パラッツォ・デッロ・スポルト。ピエルルイージ・ネルヴィ設計の体育館。近代建築史に登場する作品です。1960年のローマ・オリンピックにむけて建設された施設のひとつです。 …
ザハ・ハディドの建築がついにローマにお目見えしました。2010年5月オープンです。まずは美術館情報を。 イタリアの写真家をはじめ、大回顧展などが開催される美術館です。定期的に展示スケジュールをチェック…
世界に誇るイタリアの建築家、レンツォ・ピアノの設計した音楽ホールの複合施設、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムージカです。日本では、関西国際空港や東京銀座のエルメスの美しいビルで知られている建築家で…
カラヴァッジョ巡りには見逃せない教会のひとつ聖アゴスティーノ教会です。ナヴォナ広場から程遠くないところにあります。他にもラッファエッロの「預言者イザヤ」もあり、また地元の人々にも親しまれている教会です…
ユノーの井戸の上に建てられたとされる、ローマでは古い初期キリスト教建築のひとつです。現在の表の姿は12世紀に正面のポルティコ(柱廊)とロマネスクの鐘楼が増築されたものです。内部はバロックの礼拝堂に置き…
ローマで蜂といえばバルベリーニ家、バルベリーニ家といえばベルニーニであるように、この蜂の噴水も例外なくベルニーニの作品です。バルベリーニ広場には中央にトリトンの噴水が鎮座しているので、そちらに比べれば…
サンタ・スザンナ教会のファサードは盛期ゴシック期のボッロミニーニのような曲線は待ちませんが、バロック期のファサードをもつ教会です。サン・ピエトロ寺院のファサードもてがけたカルロ・マデルノのデザインです…
コルソ通り Via del Corsoからパンテオンの方へ歩いていると、神殿らしき柱が並んだ小さな広場が開けます。美しいものを愛し、審美眼のあった皇帝ハドリアヌスを神として崇めたハドリアヌスの神殿です…
テルミニ駅に程近いエスクィリーノ地区は、ここはイタリア?と思わせるほどいろいろな人々が行き交う人種の坩堝。最近では中華系の貿易商の事務所ならず、店舗のほとんどが中華系です。アジア人である私たちにはアジ…