なぜか見るたびに噴出しそうになる噴水のひとつです。呆然としてしまった顔のせいでしょうか。
目の焦点があっていなくて口がぽかんとあいていて、そこからは水がだらだら、と正当な芸術ファンからお叱りを受けそうです。
こちらはローマのルネッサンス地区であるジュリア通りにあります。
豪奢なルネッサンスのパラッツォが並ぶ中、ふと違った空気を醸し出しているように見えるのは気のせいでしょうか。
ジロラモ・ライナルディによって彫刻されたといわれています。
ファルネーゼ家の祝賀のために水ではなく、ワインが流されたという説もあります。
なんともローマらしい逸話です。
■ 仮面の泉
Fontana del Mascherone
Via Giulia, 251
バス 116番
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投稿日: 2010年6月16日