ローマの斜塔、サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会
下町風情の漂うトラステヴェレでバロック彫刻を鑑賞しつつ、中世のフレスコ画、モザイク、さらには時代をさかのぼって古代ローマ時代の邸宅跡も見学することができる盛りだくさんな教会です。芸術も遺跡も好きという…
テヴェレの向こう、という意味のトラステヴェレ地区は、古代ローマ時代は今のシリアの出身のエリアであったといいます。下町エリアといわれるこの界隈は今日でも地元の人はもちろん、外から来る人にも魅力的なエリアです。
トラステヴェレ通りには大きな建物が並んでいますが、一歩入ると、小径が入り組んでいて時が止まったような街角に出会うことができる、地図を持たずに散歩したいエリアです。
もちろんおいしいものにもたくさん出会うことができます。トラステヴェレ地区の後ろにはジャニコロの丘が控え、ローマの8つめの丘とも言われるこの丘の上にのぼるとローマの街が一望できます。日が沈む時間帯に見るオレンジ色に染まったローマは本当に美しいです。丘の上は、イタリア統一運動の英雄たちの胸像や愛国者の碑が並んでいます。近年ではあのMåneskinのメンバーがここで学生時代に語り合っていたことでさらに認知度があがったかも?
B&Bも多く、空港からもトラステヴェレ駅に列車一本で着くのでこの界隈に宿をとるのもいいでしょう。トラムの8番が遠っているので、パンテオンやナヴォナ広場の界隈に行くのも便利です。
下町風情の漂うトラステヴェレでバロック彫刻を鑑賞しつつ、中世のフレスコ画、モザイク、さらには時代をさかのぼって古代ローマ時代の邸宅跡も見学することができる盛りだくさんな教会です。芸術も遺跡も好きという…
蚤の市で知られるポルタ・ポルテーゼがある通りに、ルイジ・モレッティの「トラステヴェレの青年の家」と呼ばれるユースホステルであった建物がある。現在はそのホールは展示のための空間となっていて、建築にちなんだ企画展などが催されている。
トラステヴェレ界の中心といえば、ここサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ広場とそこに面する教会ではないでしょうか。ローマで最も古いキリスト教会のひとつです。キリスト教が正式に宗教として認められてから建…
”ローマのために戦った戦死者に”と彫られたモニュメントがジャニコロの丘の上に建っている。イタリア統一運動で最後までイタリア統一に抵抗したローマのために命を落とした戦士たちの墓碑である。1849年、ナポレオン3世が送ったイタリア統一運動の戦いに加わった中には、ニーノ・コスタやゴッフレード・マメリら、若い芸術家も含まれた。ニーノ・コスタは絵画の印象派にも影響を与えた画家のひとりであり、マメリはイタリアの国家の作詞者としても名が通っており、イタリアの国家はマメリの歌と呼ばれる。
トラステヴェレ方面に行くと、立ち寄らずにはいられないお総菜のお店はこちら、i Supplì、イ・スップリ。スップリはライスコロッケといったところです。シチリアのそれがアランチーニで円錐のような形をして…
トラステヴェレ大通りに面する広々とした広場です。中央にある噴水は一見ルネッサンス風で、サン・ピエトロ広場の噴水にも似ています。ルネッサンス時代の姿ですが、実は時代は浅く、イタリア統一が落ち着いたころ、…
下町風情が漂うトラステヴェレにもバロックの傑作の一つ、ベルニーニの彫刻「福者ルドヴィーカ・アルベルトーニ」があります。サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会の「エリザベートの法悦」と並んで官能的と…
小路のそぞろ歩きが楽しいトラステヴェレ界隈にある博物館。かつてのローマ民俗博物館で、19世紀のローマの生活に触れることができる博物館です。 常設展示では19世紀のローマの庶民の生活やローマに愛される詩…
トラステヴェレ地区にあるコルシーニ家の宮殿にある国立の絵画館です。 14世紀から18世紀の絵画のコルシーニ家のプライベートコレクションが、イタリア政府への寄付のより一般に公開された絵画館です。また王家…
あと少しでジャニコロの丘の頂上という手前に表れる、ローマの街を見下ろすかのような大きな泉です。古代ローマのトライアヌス帝がつくった水道の終点を讃えるMostra-モストラという装飾建築です。 ローマの…
Tempietto テンピエットと呼ばれる名前が示すままの小さな寺院はブラマンテによるローマ最初のルネッサンス様式の建築。ブラマンテのテンピエットと呼ばれています。ローマの街を見下ろすジャニコロの丘の…