教皇シクトゥス4世がローマに縁のあるものを寄贈したことから始まる、世界で最も古い博物館、カピトリーニ美術館。
美術館の始まりは、1417年に遡る。
カンピドーリオの丘の頂上の4つの建物に入っている。
ローマのアイコン的シンボルの雌狼とロムルスとレムスのオリジナルの像、
カンピドーリオ広場にあるアウレリウス帝のオリジナルの像や、
巨大なコンスタンティヌス帝の像の一部などの彫刻のほか、
絵画館ではカラヴァッジョ、ルーベンスを見ることができる。
テラス付のカフェがあり、そこからローマの街が一望できる。
空が赤く染まり始める時間帯が素敵。
ローマには7つの丘があるのでローマの街が一望できるところはいろいろあるが、
それぞれの表情があってよい。
また、フォロ・ロマーノも一望できるところも順路に入っています。
4つの建物を上がったり下がったりして見るので、順路が複雑に感じられる。
できるだけ多く見たければ、時間を余裕に空けておくのがおすすめ。
館内にはキャッシュ・ディスペンサーもある。
街中ほど背後を気にせず利用することができる。
常設展示の他に企画展覧会も行っている。
彫刻の一部は、別館としてオスティエンセ地区にカピトリーニ美術館別館として
かつての発電所をリノベーションしたチェントラーレ・モンテマルティーニ美術館がある。
両方回るならば共通券がおすすめ。
カピトリーニ美術館
Musei Capitolini
Piazza del Campidoglio 1 – 00186 Roma
開館時間
火曜-日曜日: 9:00-20:00
12/24、12/31:9:00-14:00
チケット売り場は閉館時間の1時間前まで
月曜日、12/25、1/1、5/1は閉館
入館料
11 ユーロ
チェントラーレ・モンテマルティーニ美術館との共通券
13 ユーロ
ローマパスが利用できる。最初の2美術館は無料。3つめ以降は割引
ここのところ開催されている4月中旬から下旬のSettimana della Cultura 文化週間には割引になる。
その他、EU市民、美術、建築の現地の学生など割引がある。
オンラインチケット販売はこちら。(外部のホームページへ:イタリア語・英語・フランス語)
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