かつてのメディチ家のお屋敷マダマ宮-現・国会上院議会

かつてメディチ家が住んでいた宮殿。建物自体は14世紀の終わりのものとなる。

1541年から1550年までオーストリアのマルゲリータ女王が住んだことからこの名前がついている。

ジョヴァンニ・デ・メディチとジュリアーノが住んでいた。

のちにこのジョヴァンニとジュリアーノはそれぞれ、教皇レオ10世、クレメンス7世となる。

教皇レオ10世はラッファエッロの肖像画でも有名。

 

ファサードは1642年にパオロ・マルチェッリによる。

 

1871年よりイタリア国会上院議会となっており、ときおり、政治家のインタビューなどが建物の前でみられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■マダマ宮殿 イタリア国会上議員

Palazzo Madama

 

Piazza Madama,  Roma

ナヴォナ広場はすぐそこ。

 

※この記事の内容は掲載時のものであり、現在と異なる場合があります。

初投稿日: 2010年6月13日

 

 

 

 

ローマをお散歩編集人

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