サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

テルミニ駅に近い、サンタ・マリア・マッジョーレ広場とエスクィリーノ広場にはさまれたエスクィリーノの丘に建つサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂はローマ四大バジリカのひとつで、とくに後ろ正面のデザインは対のクーポラが特徴的で、ランドマーク的な美しい聖堂です。

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二つの広場にはさまれる聖堂の前には、正面には「聖母とこども」の柱、後ろ正面にはエジプトのオベリスクが建っており、巡礼者の目印となってきました。

聖年にのみ開く、正面のポルタ・サンタ、聖なる扉のマリアとイエスの手は、巡礼者の手によって触れられ、光っています。

正面に建つ柱は古代ローマのコンスタンティヌスのバジリカから持ってこられた柱で、上部のブロンズ像は17世紀はじめのものです。

クリプタ(地下墓地)にはローマでは珍しいコズマーティ様式のゴシックのロドリゲス卿の大理石のお墓があります。

後陣の美しいモザイクは、近くのサンタ・プラセーデ教会とあわせてモザイク鑑賞したい人におすすめです。
床のコズマーティ様式のモザイクも見事です。

 2025年に帰天されたフランシスコ教皇は生前からの意向でこちらに眠っています。

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
Basilica di Santa Maria Maggiore

 Piazza di Santa Maria Maggiore

 

メトロ A線 Termini(テルミニ)駅
もしくは B線 Cavour(カヴール)駅 (こちらはゆったりですが坂を上ります。)

※この記事の内容は掲載時のものであり、現在と異なる場合があります。
初投稿日: 2010年3月2日

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サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂