現代アートをローマで楽しむならこちらの美術館も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
MACROはMUSEO D’ARTE COMTEMPORANE ROMAの略。ローマ現代アート美術館でローマの市営美術館のひとつです。20世紀の始めに建てられたノメンターノ地区の工場をリノベーションして現代美術館として1999年にオープンしました。
イタリアのビール、PERONIペローニの工場跡地。外壁にはPERONIの文字が残っています。
2009年現在、屋根の部分を拡大改修工事をしており、外観が「現代アート美術館」らしくOdile Decqのデザインにより拡張工事が進められています。
このエリアにはこの現代アート美術館だけではなく、商業施設やオフィスも兼ねたコンプレックスが点在しています。現代アートを楽しむということと、工業建築を文化遺産として残して「再利用」という点で訪れる価値があると思います。
ところ変わって、東京やベルリンなどもビール工場跡地がビアホールになっていたりしますが、ここは現代美術館という形に姿を変えています。
ブックストアやデザイングッズのお店も併設しているので、鑑賞の後にデザイン好きの人へのお土産やプレゼント探しによいかもしれません。





MACRO Museo d’Arte Contemporanea Roma
マクロ ローマ現代アート美術館
via Nizza 138
Via Reggio Emilia 54 – 00198 Roma
開館時間 火曜日-日曜日 11.00-19.00
(19.00—21.00 展示場所以外を自由に見学できる)
土曜日 11.00-22.00
※チケット売り場は閉館時間1時間前まで。
閉館日 月曜日、1/1
4/6-27
(復活祭に基づくものなので毎年要確認)、
5/1, 12/25
入館料 12.5ユーロ
(留学生や研究を目的としての滞在の人は割引有り。
またROMA PASSで割引あり)
MACRO Testaccioとの共通券は7日間有効で 14.5ユーロ
URL http://www.museomacro.org/(外部ページにリンク)
別館としてMACRO FUTURE がテスタッチョエリアにあります。
こちらはもと屠殺場の精肉エリアの跡地につくられたリノベーション型現代美術館。
MACRO FUTUREはこちら。
※この記事の内容は掲載時のものであり、現在と異なる場合があります。
初投稿日: 2010年4月17日