ドラベッラのアーチと古代の道
サント・ステファノロトンド教会やサンタ・マリア・イン・ドムニカ教会の方から歩いてくると、建物に挟まれた門があります。紀元10年に執政官カイウス・ユリウス・シラヌスとコルネリウス・ドラベッラによりつくら…
サント・ステファノロトンド教会やサンタ・マリア・イン・ドムニカ教会の方から歩いてくると、建物に挟まれた門があります。紀元10年に執政官カイウス・ユリウス・シラヌスとコルネリウス・ドラベッラによりつくら…
広場に面したテラス席の素敵なカフェもいいけれど、そればかりでも少し疲れてしまう、そんなときにカフェをのみながら新聞や本を広げてみたり、インターネットやメールをやりたい、とそんなときにおすすめなのがナヴォナ広場から一歩入った素敵な界隈の裏道にあるカフェ、カフェ・エンポーリオ・アッラ・パーチェ。
教会の姿は比較的新しい様相であすが、由緒は古く、そして貴重な聖遺物が納められている、ローマ7教会のひとつです。ジェルザレンメはイタリア語でエルサレム。エルサレム十字架教会となります。古代ローマ帝国の時…
メトロA線のフリオ・カミッロ駅すぐのアッピア・ヌォーヴァ通りと チェーザレ・バロニオ通りが交差する角にキオスクがある。 4つのアーチ形のショーケースが目印。 ローマの南東にあるチョチャーリア地方のパンやワイン、ビスケットからケーキ、瓶詰めのペーストやポークジャーキーといった特産品を売っている。明確な境の定義はないらしいが、ローマの南東のフロジノーネあたりをチョチャーリアと呼んでいる。
”ローマのために戦った戦死者に”と彫られたモニュメントがジャニコロの丘の上に建っている。イタリア統一運動で最後までイタリア統一に抵抗したローマのために命を落とした戦士たちの墓碑である。1849年、ナポレオン3世が送ったイタリア統一運動の戦いに加わった中には、ニーノ・コスタやゴッフレード・マメリら、若い芸術家も含まれた。ニーノ・コスタは絵画の印象派にも影響を与えた画家のひとりであり、マメリはイタリアの国家の作詞者としても名が通っており、イタリアの国家はマメリの歌と呼ばれる。
テルミニ駅の地下は店が並ぶちょっとしたショッピングエリアです。カフェもあればファストフードもあり、メガネ屋さんから化粧品、ファッション雑貨、24時間営業のスーパーマーケットと、大概のものはそろっていそ…
トラステヴェレ方面に行くと、立ち寄らずにはいられないお総菜のお店はこちら、i Supplì、イ・スップリ。スップリはライスコロッケといったところです。シチリアのそれがアランチーニで円錐のような形をして…
1904年のカラブリアの貴族ジョヴァンニ・バッラッコの寄贈によりできた美術館です。アッシリア、エジプト、エトルリア、ギリシャそしてローマの古代彫刻のコレクションが見ることができます。 質が高いとの評で…
ローマでは最も古い時代のキリスト教会のひとつです。住宅も少ないため、人も少ない緑に囲まれたところにひっそりと佇んでいます。道から少し入ったところにあり、緑にも覆われているため、教会の全体の姿を外から見…
ビザンチン風のモザイクで教会を飾った、チェリオの丘にある教会、サンタ・マリア・イン・ドムニカ教会です。小舟の噴水が見えたら、その前が教会です。教皇パスカリス1世の教会のひとつです。ドムニカ、というその…
コルソ・ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世の道なりに緩やかなカーブを描いて建つこの建物はマニエリズム期の建築の代表作です。排気ガスですすけてしまっていますが、通りの反対側から見る、地上に並ぶ柱のリズムに…
優美なスペイン階段を上って、スペイン階段から見下ろせるローマを眺めて街を満喫したあと、階段の上のトリニタ・ディ・モンティ教会の前を通る道を行くと、少々風変わりな建物に出会います。 システィーナ通りとグ…
1920-30年代のムッソリーニ政権下における、新しい4つの郵便局の計画のうちのひとつで、ノメンターナ地区の郵便局として計画されました。建築家はマリオ・リドルフィで、イタリア合理主義建築の建築の中で、…
今日ではカンピドーリオと呼ばれているが、ローマ発祥から重要な場所であったカピトリーノの丘の頂上にある広場。教皇ピウス3世の時代に、その命によってミケランジェロが設計した美しい広場。その敷石の幾何学の紋様はロゴにも使われたりもする、ローマの象徴のひとつともいえる。
トラステヴェレ大通りに面する広々とした広場です。中央にある噴水は一見ルネッサンス風で、サン・ピエトロ広場の噴水にも似ています。ルネッサンス時代の姿ですが、実は時代は浅く、イタリア統一が落ち着いたころ、…
私設の美術館としてはかなり大きく、そしてその一族の審美眼はすばらしいです。展示してある絵画や彫刻も重要なものが並んでいますが、またその建物の内装、家具調度が見事です。また、長いこと公開していなかったた…
古代ローマ時代の円筒状の廟の上に家がのっているため、丸い家という意味のカザル・ロトンドと呼ばれています。この不思議な家はアッピア街道沿いのセスト・ミーリォSesto Miglioと呼ばれる、街道の起点…
パラティーノの丘の向かいに位置しながら、観光客が多く訪れている気配はないサン・グレゴーリオ・マーニョ、大聖グレゴリウス教会ですが、キリスト教の歴史、とりわけ英国には大きな影響を与えたました。ゆったりと…
アッピア街道からラティーナ街道が分岐するところにひっそりと建っているサン・チェザーレオ・イン・パラーティオ教会。そのファサードはジャコモ・デッラ・ポルタによるもとされていますが、この教会の起源の詳しい…