
1920-30年代のムッソリーニ政権下における、新しい4つの郵便局の計画のうちのひとつで、
ノメンターナ地区の郵便局として、計画された。
建築家はマリオ・リドルフィで、イタリア合理主義建築の建築の中で、
有機的な曲線を持ち、合理主義建築の中にもボッロミーニのローマを受け継いでいるような、そんな建築である。
平面の上では外観はシンメトリーであるが、立地の条件と、その壁が描くゆるやかな曲線から、
体感としてこの建物がシンメトリーと感じられることはなく、
規則的なイタリア合理的主義から近代建築への移行ともいえる建物である。
■ギャラリー(クリックで写真拡大)
■ボローニャ広場の郵便局
ノメンターノ郵便局
Palazzo delle Poste di Piazza Bologna
Palazzo delle Poste di Nomentano
Piazza Bologna,39 Roma
メトロB線 ボローニャ Bologna 駅 地上でてすぐ
■4つの郵便局の計画■
ターラント通りの郵便局
マッツィーニ通りの郵便局
ノメンターノの郵便局
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