
久しぶりにヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂を訪れる機会に恵まれました。
久しぶりに、と思っていたら久しいも久しく10年以上も前でした。
そのときは午後に思い立ってふらりとヴァチカン美術館へ行き、普通にチケットを入り口で購入し、
普通に入館したのでありました。
普通に~、の普通が普通にできなくなった近年のローマの街歩き。
ジュビレオ前年でもおびただしい数の旅行者です。
もちろん、そのうちのひとりであることは承知しております。
予約した時間は気合いの朝一番、8:00です。
久しぶりすぎて最寄りのメトロA線のオッタヴィアーノ駅から歩いてどれくらいだったかな、
と思いながらも駅の近くのパスティッチェリアでしっかり朝ご飯。
朝ご飯といってもなんとなく気は急いていたので、カップチーノにビスコッティ。
パスティッチェリアなのでおいしそうなものがショウケースに並び始めていましたが、
まずはヴァチカン優先です。


ヴァチカン市国を囲む壁が見えてきたと思ったらすでにすごい人。
予約済みの人の列もそれなりです。
さらには予約なしで並んでいる強者も長い列を成していました。
あとから知ったのですが、予約無しで並ぶと数時間は待つ可能性があるとのこと。
予約の列は、提示するドキュメントによりあらかじめチケットに番号が記載されています。
パスポートを提示する国の人びとと一緒に並びました。
EU外のアメリカ、アジア、英国も今やこちらでしょうか。

それなりの人数でしたが開館すると、列の人びとは次々と入り口に飲み込まれていきました。
あっという間に順番が回ってきました。
ヴァチカン美術館に入るのにこんな大変な思いをすることを改めて知ることになりました。
30分ごとに区切られた予約枠ですが、可能であれば朝一番がおすすめでしょうか。
順路の最後の方に回った絵画館は思いのほか空いておりました。
おかげでラッファエッロやカラヴァッジョもゆっくり観賞。
ラッファエッロのアテネの学堂の部屋やシスティーナ礼拝堂はひどい混み具合です。
システィーナ礼拝堂に関しては、「止まるな、止まるな、まっすぐすすめ」
と、案内人の大きな声。
そしてすし詰め状態の人で落ち着いて見ることがかないませんでした。
残念。
同じ場所で団体が同じ角度で写真を撮る昨今の観光スポット。
どこもかしこもどうにかならないものでしょうか。
それでもやはりヴァチカン美術館は素晴らしい場所でした。
