
ローマの喧噪に少し疲れたら、ここ水道橋公園のお散歩が心地よいです。
広い公園内には思い思いの場所、姿で地元住民がそれぞれの時間を過ごしています。
犬の散歩、ジョギング、瞑想しているかのように静かに過ごしている人。
古いカメラを持って散歩していると、まるで知り合いのでもあるかのように話しかけてきます。
この間、この近くでようやく珍しいサイズのフィルムを扱っているところを見つけてね、わたしも久しぶりに古いカメラで撮影できるようになったんだよ
公園をでてどこそこの道を行って、というように話もはずみ。件の写真屋は使ったことのある写真屋でした。
ローマあるある、かもしれませんが、相手がイタリア語を話すかということは聞いてきません。
知り合いのように話しかけてきます。
そしてそのまま話したいことを話し、また明日にでも会いそうな感じで別れます。
それがローマ、ローマっ子との居心地の良さなのかと思ったりします。
久しぶりの水道橋公園は、均等に並んでいた松がずいぶんと歯抜けになっておりました。
サイズは合わなかったものの、トレーニングマシーンが置いてあり、みなさん真剣に取り組んでいました。
シャッターを切る以外、何をするわけではないのですが、頻繁に行き交う飛行機を下から眺めたり、
散歩している犬を眺めたり、巨大な遺跡を背景にごま粒サイズの人が行き交うのを眺めているだけで
十分によい時間が流れていきます。
旅行者でごった返しの歴史地区とは異なるゆったりとした時間が流れています。
古代ローマの遺跡として、コロッセオやフォロ・ロマーノにも引けを取らないサイズなのに、
多くの旅行者はここで過ごすことはないようです。
もったいない。
でも、このゆったりとした時間を独り占めするにはそれでいいかもしれません。
2024年のローマの滞在はここから遠くないところにしました。
知らず知らずのうちに、この公園をお散歩コースにいれたかったからと思っています。
古代水道橋公園 Parco degli Acquedotti への行き方はこちら。