古代ローマ人にも現代の猫にとっても聖域、アレア・サークラ

今は猫の聖地となっているこの場所は、ユリウス・カエサルが暗殺された場所とされています。しかしその真偽はいまだ定かではありません。 アレア・サークラと名前の通り、聖域であるこの場所は4つも神殿が集まった聖域です。 これらの遺跡は1920年代に工事をしていて発見されました。
神殿への階段がかろうじて残っているので、どのように神殿が並んでいたかをしのぶ事ができます。

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猫の聖地と呼ばれているのは遺跡に降りると、迷い猫、捨て猫、病気の猫を保護するボランティアがいることによります。
ここで猫がお世話されているために、この遺跡にはたくさんの猫がいます。 ボランティアの活動資金になる猫グッズも販売しています。 遺跡とのんびりとした猫の風景が絵になります。

ローマの3本目の地下鉄C線の駅がこの辺りにできる予定でしたが、どうやら既に予定変更で、このあたりは飛ばすようです。
ラルゴ・ディ・トッレ・アルジェンティーナと呼ばれるこの場所は、交通の基点にすると便利です。
パンテオンやナヴォナ広場もここから歩ける範囲ですので、移動の際はここに来れば、いろいろな方面へのバスがでています。テルミニ駅からエクスプレスバスがでています。
また、トラステヴェレへ行くトラム8番もここから出ているので、覚えておきたい交通の起点です。

 

アレア・サークラ ラルゴ・トッレ・アルジェンティーナ
Area Sacra Largo di Torre Argentina

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古代ローマ人にも現代の猫にとっても聖域、アレア・サークラ