Albergo dell’Orso
ホテル・オルソ
テヴェレ川に近い宿「ホテル・熊」はホテル自体は残っていませんが、通り名とその由来となったであろう熊らしき動物のレリーフが近くに残っています。
現在1はレストランになっています。
ホテルはフランスの思想家モンテーニュやローマをこよなく愛したドイツの詩人ゲーテがローマの宿にしたという老舗のホテルでした。
この絵のアングルからはわかりませんが、上階のロッジアには古代ローマ時代の遺跡の柱が使われています。
オルソ、熊の名前はこの通りのVia dell’Orso、熊通りにあるからなのですが、熊の理由は、今日でもこの通りのパラッツォの角にある大理石の彫像にあります。
どうみてもライオンなのですが、かつては熊であったそうで、いつの時代だかにライオンに替わったそうです。
- 2010年現在 ↩︎
「失われたローマ」散歩マップはこちら。
初投稿日: 2010年8月5日
