テルミニ駅の地下に現るはセルウィウスの壁の補強

テルミニ駅の地下は店が並ぶちょっとしたショッピングエリアです。
カフェもあればファストフードもあり、メガネ屋さんから化粧品、ファッション雑貨、24時間営業のスーパーマーケットと、大概のものはそろっていそうです。

そんな地下中央付近に、現れる遺跡。ここはローマ、どこに遺跡が現れようと驚かないかもしれません。
ローマの街を囲んでいた壁の補強の遺りと記してありますが、その壁の起源は古代ローマは帝政より、共和制より古い王制時代のもの。
その起源は紀元前6世紀の6代目の王セルウィウス・トゥッリウスまでさかのぼります。
今日、街中に所々遺されているものは、紀元前4世紀に築き直されたそうですが、王の名前そのまま、セルウィウスの壁と呼ばれています。

ローマの街はいろいろなところに過去への扉があります。

  

 

 

 

 

 

テルミニ駅の地下に現るはセルウィウスの壁の補強