その笑顔につられてついつい微笑んでしまう、法王フランシスコ

<コンサート会場のようなサン・ピエトロ広場の前>

実際の距離もその宗教的な間隔の距離も超えて、なにかと日本のメディアでも取り上げられる

ローマ法王フランシスコ。

一俗人であるわたしにはとても親しみやすく、その発言に注目してしまう。

教義云々ということは俗人にはわからないのでそれはおいておく。

前ベネディクト16世時代はローマの街はまだまだ、ポストカードも

身につけるお守りのようなものも、まだまだヨハネ・パウロⅡ世のものばかりで、

今の法王って、ベネディクト16世ですね?という状態であった。

それが法王フランシスコに一気に取って代わり、ポストカードも

そのバリエーションたるやすごい。

ものすごい人気者なのである。

ベネディクト16世退位表明後も、メディアでも名が挙がってこなかった人物なので、

「白い煙があがったぞ〜」のかけ声でテレビの前にかけつけて

法王フランシスコが窓から顔を出した時も、みな、だ、誰?という感じであった。

またイタリア人ではないんだ、の声とともにでもイタリア系移民か、

うまいこと選んだなというのは辛口ローマ人の意見であった。

普段はヴァチカンは別の国と言い放つローマっ子も

祝杯だ!と、とりあえず冷蔵庫にあったシャンパンとポテトチップスで乾杯。

同性愛問題にも触れたり、門外不出?のペテロの聖遺物といわれるものを公開したり、

俗人には親しみやすい一方、はらはらしている方々もおられるのでしょうが、

いい風穴をあけてくれることを法王フランチェスコに期待したい。

イタリアの新聞のローマのローカル版で話題になっている一人の青年の死が

日本でも取り上げられて驚いている。

ローマ贔屓としては、ローマ支局の記者、前任の記者も自分の足をつかった取材と

その視点が興味深かったのだが残念ながら退任。

次の記者も興味深い記事が期待できそう。

景気の先行きの不安から、グローバル経済のおかげで庶民のレベルが不安定になっている全世界。

どちらも矛先は「人と違うもの」に向かっている。

事件は同性愛者の青年の死であるが、異質のものへの攻撃が背後にあることにおいて

日本でも見られるヘイトスピーチなども大きな部分で同じである。

世知辛い世の中、人々の懐は浅くなってしまっている。

(2020年8月末現在、リンク先の記事は見当たらないようです。)

コンサート会場のような、ローマのサンタンジェロ城前

後ろを振り向けば、そこはヴァチカン

サン・ピエトロ広場まで歩くと・・・

なんと3階建て

メディアのブースはなんとひな壇から3階建てに。

2階建てバスも、近くの建物の屋上も、そしてベルニーニの列柱の上までが・・・!

ヴァチカン近くの建物の屋上がメディアに占拠されるのは想像できる。

2階建てバスも役に立つ。

巨匠ベルニーニのサン・ピエトロ広場の列柱の彫刻にも箱が載っているのは

気のせいと思いたい。

ローマをお散歩編集人

ローマをお散歩編集人です。 街歩きのヒントが見つかるかもしれません。

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