ローマへ　ITA Airways 東京－ローマ

ローマをお散歩する前に、まずは日本からローマへ、ということで直行便ITA Airwaysでローマへ行ってみます。

ローマー羽田線が開通します、とアナウンスされ何度再延期されたかもう覚えていないくらい。
つかの間のALITALIA羽田就航のあと、本当にあのアリタリア航空がなくなってしまい、2022年11月6日、ITA Airwaysが東京は羽田にやってきました。
日本からローマに直行便で行けるのはITAエアウェイズのみとなりました。2025年現在では毎日飛んでいるので日程が組みやすくなりました。

フライトインフォメーション

就航便 AZ793 東京羽田/HND-ローマフィウミチーノ/FCO 12:45発　20：30着（現地時間）　日月火水木金土
冬時間はそれぞれ1時間後ろ倒しになります。

便名はアリタリア航空のコードAZのまま。涙が出ます。
そして最近ではITA Airways inspired by ALITALIAとあります。涙が出ます。

フライト時間は14時間45分とほぼ15時間。これは世界情勢によるもので、戦争が終われば以前の13時間台に戻ることでしょう。

座席を選ぶのは追加料金

チケット購入の際に席を選ぶのは追加料金となります。
前列のブロックから値段が高く、シートの種類によっても違います。
エコノミーで料金の安いブロックでも自分で選ぶと料金がかかります。またブロックとしては安いブロックでも、ゆとりのある席は少し高めです。

ラウンジ

ビジネスクラス、もしくはITAエアウェイズのマイレージプログラム「VOLARE/ヴォラーレ」でプレミアム会員であればエコノミークラスでもラウンジが利用できます。
羽田空港にはITAエアウェイズのラウンジがないのでデルタ空港のラウンジを使うことになります。¹
滑走路が見えるのでこれから乗る飛行機の着陸をお出迎えできるのがわくわくします。

フィウミチーノ空港はセキュリティチェックの後、かなり進んでからのE11-24のエリアにあります。

搭乗記

搭乗記、というほど立派な物ではありませんが3回搭乗してみて思ったことなどをこちらに書き留めておきます。
就航して一か月後ほどのフライトは、機体こそITA Airwaysですがアリタリア感満載のフライトでした。配られたアメニティ、搭乗員の制服などALITALIAがまだそこにいました。フィウミチーノ空港へ着けばアリタリア航空の機体もまだ駐機場にいます。

チケット購入

これはITAエアウェイズには限りませんが、クレジットカードの相性があるようです。
予約はできましたが、決済が完了しなかったようで、こちらは購入したつもりが実は決済できていなかったということがありました。オンラインチェックインができず、カスタマーサポートに聞いてはじめて発覚しチケットを購入し直したことがありました。20%オフで買ったのに残念。
ということで決済をしたらメールが届くクレジットカードがよいかもしれません。
また、イタリアにとっては日本は外国、日本にとってもイタリアは外国、ということであちらがセキュリティをかけることもありますし、日本のカード会社が親切にもセキュリティをかけてしまって決済できないカードもあるようです。
これは美術館のチケットを購入するときも同じなので海外ではじかれにくいカードを知っておくのはよいかもしれません。

マイレージプログラム　VOLARE

ITAエアウェイズのマイレージプログラムは今のところVOLAREです。
新しく始まったこともありキャンペーンなどであっというまにプレミアム会員になり恩恵を受けております。

ラウンジが使える
搭乗の際にエコノミークラスでもPriority　
受託手荷物が32Kgｘ3（エコノミークラスでも）²

また、マイレージはポイント購入できるので、ある程度たまったチケット購入の際に充填できるのでよいと思います。

フライト

3回とも羽田発が遅れました。一部は地上の問題であるように思えました。初回はその場で手荷物用のタグを2つ書かされたり、など、空港側の問題かなと思いました。
直近のフライトでは一時間以上遅れましたが、なんとものすごい挽回をして予定時刻よりかなり早く着くという、さすがイタリア、などと思った次第です。
なんといっても2時間前に着いた飛行機が引き返すわけですから大変です。

3回ともその日の滞在先がローマだったのですが、ローマ市街に到着したのはほぼ夜中。23時は回りました。
入国審査にものすごい列ができていたこと、タクシー乗り場の列がすごくて待ち時間が長かったことです。

イタリアのナショナルフラッグでうれしいのは映画です。イタリアの映画が観られることが筆者にとってはポイント高めです。