日: 2012年4月8日
サンタ・マリア・イン・アラチェーリ教会
下から見上げると天に向かってそびえ立つように見える教会は、ラテン語の響きが残るサンタ・マリア・イン・アラコエリ、イタリア語でアラ・チェーリ教会。古代ローマ人にとって重要であったユピテルの神殿がかつてあった場所に建つ教会。その名前も「天空の祭壇」の意味を持つ。確かに下から見上げると、空に向かって突き上げているかのように見える。
ゴシック建築では天に近づかんと、装飾において尖塔を空に向かって突き上げてみた物の、
急峻な階段の上に建たせるとこの効果にはかなわない。