年: 2013年
セルウィウスの壁 le mura serviane
文献も少なく伝説のように語られる古代ローマ王制時代の紀元前6世紀、 6代目の王セルウィウス・トゥッリウスの時代に ローマの街に壁が建設されたという。 その後、紀元前4世になって、セルウィウス王が建設した壁の跡をなぞるよう […]
続きを読む主よ、何処へ ドミネ・クォ・ヴァディス教会
「主よ何処へ?」「ローマにもう一度十字架にかけられに」と、キリスト教徒弾圧のひどかった皇帝ネロの時代に、 ペテロがローマがから逃れようとすると、イエスに出会い、こんな会話をした、といわれているところ。 教会の
続きを読むローマ国立博物館-アルテンプス宮
ナヴォナ広場に程近い、カンポ・マルツィオ地区のアルテンプス宮の国立博物館。 1568年にドイツ系家系出身のアルテンプス枢機卿がパラッツォを購入し、今日までアルテンプス宮と呼ばれている。
続きを読むワイン蔵がお墓に通じていたら・・・
アッピア旧街道の起点にちかいところにある、スキピオ家のお墓。 スキピオといえば、イタリアの国家にもなっているあのスキピオ一族。 政治、軍事に長けた中期共和制ローマ時代のローマの名家。 その一族のお墓のあるところに、やがて […]
続きを読む古代ローマ時代の名門家、スキピオ家の墓
アッピア旧街道がはじまろうとする、サン・セバスティアーノ門の内側に、 スキピオ家の墓はある。 スキピオ家は共和制ローマ時代の政治、軍事における名門家。 ここに墓地があるのは
続きを読むティブルティーナ界隈
ティブルティーナ界隈 ローマの街には公園内にわずかしか残されていないが、古代ローマ街道のひとつ ティブルティーナ街道が走っていたエリア。 ハドリアヌス帝のヴィッラ・アドリアーナやエステ家の別荘で有名なティヴ […]
続きを読む弥勒菩薩のようなマリア
ひきつづき、ヴェラーノのサン・ロレンツォ聖堂にて。 入口のポルティコは、第二次大戦中の連合軍の空爆で無惨にも破壊されたにもかかわらず、 ポルティコに面する鮮やかなフレスコ画は奇跡的ともいえよう、惨事を免れた。 中央の入口 […]
続きを読む持続する建築〜ヴェラーノのサン・ロレンツォ聖堂
サスティナブル・デザインとか、持続する建築とか 一時期よく耳にした言葉だ。 どうもキャッチフレーズが誕生しては、そのとき盛り上がって 収束していってしまう傾向がある。 イタリアでは日本のそのブームに遅れること数年、ここ2 […]
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