ローマのみならず、イタリアで、バス、トラム、列車に乗るときに忘れてはならないのが刻印です。
乗車券を携帯していても刻印がなかったら罰金です。 1ユーロの乗車券に対して101ユーロの罰金を払わされます。
メトロのに乗る際は乗車券を通さないと改札が開かないのでうっかり忘れることはないですが、
列車に時間ギリギリで飛び乗ったりするとうっかり、ということもあります。
カオスの街ローマでさて本当に全員乗車券携帯しているの?というのはさておき、ですが。
最近は車上検札が厳しくなっており、市民、旅行者を問わず、不携帯者は職員と下車です。
ローカル線を含むイタリア鉄道の刻印機はこのような感じです。
形はさまざまでも基本「黄色」い箱を探してみてください。
テルミニ駅では各番線の柱にくっついていますし、乗車券の自動販売機にもついています。
有人窓口で購入して自動販売機で刻印しても問題はありませんので、乗車が決まっているのなら時間が余裕のあるうちに、まず刻印しましょう。
このようにチケットを矢印の指す口に入れて、ジーガチャン、と音がしたら刻印終了。 引き抜いて完了。
なんのことはないようなのですが、列車発車間際に列を成していることもあるのでやはり余裕をもって刻印しておくことをおすすめします。
バスでの刻印
次にバスの刻印機をご紹介します。
バスに乗車するときは、バスの中で刻印します。
一両編成のバスで前の方と後ろの方に2ヶ所。 動いていないこともしばしば。
上部のグレーの部分に縦に入れると、いったんのみ込んで、刻印して出てきます。
黄色い部分はICチップ付きの定期券の人がかざすところです。
メトロ乗車の際は改札を通るので、改札口に乗車券を通すことが刻印にあたります。
乗車券は入れたところからでてくるので、抜き忘れのないようご注意を。
日本式で通り抜けると、飛越え防止扉の向こうに乗車券は取り残されております。
バスと同様、黄色い部分はICチップ付きの定期券の人がかざすところです。
車上販売機
こちらは最近時々みかけるようになったバスの車上販売機。
利用したことはありません。
全車両についているわけではないので、とりあえず乗車券携帯してバスに乗り込みますよね。
設置するのだったら全部に設置して下さい、ATACさん。
ちなみに普通乗車券のみ購入できます。
コイン投入口とおつりの口が。 本当におつりでてくるのでしょうか。
その前に乗車券が出てくるのか不安ですが。