古代ローマ人にも現代の猫にとっても聖域、アレア・サークラ

今は猫の聖地となっているこの場所、ユリウス・カエサルが暗殺された場所とされています。しかしその真偽はいまだ定かではありません。 また、ローマの街をまわる際に起点として覚えておくと、ここでバスを乗り継いでいろいろな方面へ行くことができます。
名前の通り、聖域であるこの場所は4つも神殿が集まった聖域です。 これらの遺跡は1920年代に工事をしていて発見されたました。
神殿への階段がかろうじて残っているので、どのように神殿が並んでいたかをしのぶ事ができます。

猫の聖地と呼ばれているのは遺跡に降りると、迷い猫、捨て猫、病気の猫を保護するボランティアがいます。
ここで猫がお世話されているために、この遺跡にはたくさんの猫がいます。 ボランティアの活動資金になる猫グッズも販売しています。 遺跡とのんびりとした猫の風景がとても絵になります。

ローマの3本目の地下鉄C線の駅がこの辺りにできる予定でしたが、どうやら既に予定変更で、このあたりは飛ばすようです。
ラルゴ・ディ・トッレ・アルジェンティーナと呼ばれるこの場所は、交通の基点にすると便利です。
パンテオンやナヴォナ広場もここから歩ける範囲ですので、移動の際はここに来れば、いろいろな方面へのバスがでています。
また、トラステヴェレへ行くトラム8番もここから出ているので、覚えておきたい交通の起点です。

 


■ アレア・サークラ
Area Sacra

Largo di Torre Argentina

 

ローマをお散歩編集人

ローマをお散歩編集人です。 街歩きのヒントが見つかるかもしれません。

関連記事

外からでも金網越しによく見える::全容がわからないので想像を掻き立てる
トゥスコラーナからチネチッタ 遺跡・建築

セプティミウス・バッススのヴィッラ

ここに来たとき、ローマの街にある古代ローマ時代の遺跡の数の多さを改めて思った。 見渡す限り広がる草原に崩れかけた遺跡。管理所の手間を考えてのことであろう、 常に一般公開されているわけではなく、

続きを読む
トラステヴェレとジャニコロの丘 遺跡・建築

モレッティの青年の家

蚤の市で知られるポルタ・ポルテーゼがある通りに、ルイジ・モレッティの「トラステヴェレの青年の家」と呼ばれるユースホステルであった建物がある。現在はそのホールは展示のための空間となっていて、建築にちなんだ企画展などが催されている。

続きを読む
エリア トラステヴェレとジャニコロの丘 遺跡・建築

ガリバルディ義勇軍兵士の納骨堂

”ローマのために戦った戦死者に”と彫られたモニュメントがジャニコロの丘の上に建っている。イタリア統一運動で最後までイタリア統一に抵抗したローマのために命を落とした戦士たちの墓碑である。1849年、ナポレオン3世が送ったイタリア統一運動の戦いに加わった中には、ニーノ・コスタやゴッフレード・マメリら、若い芸術家も含まれた。ニーノ・コスタは絵画の印象派にも影響を与えた画家のひとりであり、マメリはイタリアの国家の作詞者としても名が通っており、イタリアの国家はマメリの歌と呼ばれる。

続きを読む