夏の終わりは映画でローマを。
ご縁がなかなかなく、観ることができなかった映画が
ようやく、ある程度の期間で上映される日が近づき小躍り。
今週末から始まった「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」に続き、
来週からはLa Grande Bellezza、「グレート・ビューティ/追憶のローマ」。
と思っていたら、ローマが舞台の映画もう一本、「ローマの教室で」
という映画が8月23日より岩波ホールを皮切りに順次全国ロードショウ。
ローマが舞台の映画に期待するものに、ローマの風景と同じくらい大事な要素に
ローマ弁を聞くことがある。
最初の2本はローマ弁が聞けること請け合いだが、
「ローマの教室で」は主演女優マルゲリータ・ブイ意外は、ローマっ子の俳優陣では
ないので、ローマ弁期待できなく、残念。
事実、教師をしている友人の話では、ローマの学校の先生がローマの人かというとそうでもなく、
南の方がかなりいるとか。
北へ行けば行くほど、教師のポストはあるらしいが、
だれでも北へ行って居を構えられたりするわけではないので、
教師の友人のひとりは、ウンブリア州までを就業可能範囲としているらしい。
万が一勤めても、週末はローマに帰ってこられる範囲だからだとか。
日本のそのシステムは知らないのであるが、
イタリアでは就業可能な州をあらかじめ提出するらしい。
イタリアの教師という職もご多分に漏れず大変なようで、
いろいろと聞かされているので、ローマ弁は期待できそうにないが、
「ローマの教室で」も興味がある。
夏の終わりは、映画でローマへ旅を。
グレート・ビューティ/追憶のローマ http://greatbeauty-movie.com/
ローマ環状線、めぐりゆく人生たち http://www.roma-movie.com/
ローマの教室で http://www.roma-kyoshitsu.com/index.html
誰もが思い描く世界遺産のローマを見るなら「グレート・ビューティ」。
旅だけではなかなか出会うことがないローマの風景を見られるのが
「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」
どちらも地下鉄の範囲のローマだけれども、同じ街が舞台とは思えないであろう。
