サンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂





agnese-icone旧アッピア街道やオスティエンセ通りと同じように、ノメンターナ街道はかつてのローマの街を取り囲む壁の「外」に向かって伸びています。

このノメンターナ街道沿いからその真下にあるカタコンベ(地下墓地)の上に建てられたのがサンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂です。

かつてのローマは法によってお墓を壁の中につくってはいけないと規制されていたので、壁の「外」に伸びるこれらの街道沿いにはお墓が並んでいました。

旧アッピア街道などは、お墓が道の両脇に並んでいるのが見ることができます。

 

 

 

ノメンターナ街道もこのサンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂他に道端に突如とお墓が表れます。

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ノメンターナ街道沿いに表れる古代ローマ時代の霊廟。

 

このサンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂の「フオーリ・レ・ムーラ」というのは壁の外という意味で、

このサンタ・アニェーゼ以外にもローマには、四大バジリカのひとつサン・パウロ・フオーリ・レ・ムーラや、

近くのサン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラという名前の聖堂があります。

 

サンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂は12歳くらいで殉教したアニェーゼの墓の上に建てられました。

この聖堂のある辺りの地下はカタコンベ(地下墓地)となっており、面するノメンターナ街道の下も、道路面下6メートルのところは地下墓地です。

 

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サンタ・コスタンツァ教会から緩やかな階段を下っていく途中に見られる壁画や墓石の装飾。

 

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バジリカのアプシス(後陣)の黄金にきらめくモザイク。

中央が若い殉教者、聖アニェーゼです。

現在の教会は7世紀にオリジナルに手が加えられました。

モザイクはビザンチン様式です。

 

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ヴァチカンの紋章が。

1654年に枢機卿の称号がこのこの教会に与えられました。

 

同じ敷地内にあるサンタ・コスタンツァ教会は7世紀ごろ、この教会の洗礼堂として使われていたこともありました。

 

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ノメンターナ街道から入ったサンタ・アニェーゼ通りからの出入り口。

 

この教会は、コンスタンティヌス帝の娘のコスタンツァの命によって、アニェーゼの墓の上に建てられたといわれています。

やがて、その本人も、この初期キリスト教建築群が建ち並ぶ敷地に葬られることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■ サンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂

Sant'Agnese fuori le mura

 

Via Nomentana, 349

サンタ・アニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂記念建造物群内

 

カタコンベ(地下墓地)見学は有料

 

Via S.Agnese からも入ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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